2017/04/06 Category : ブラックについて 自分はどんなブラック?⑤ ⑤業者個別ブラック このブラック状態は、他のブラックとは少し事情が異なります。 支払い延滞が何度目で利用事故になるのか、はローン業者によって まったく仕切りが異なります。 しかし、どの業者であっても自社内の記録として残しているという ことは間違いないことなのです。 ローン業者が申し込み審査のため社内記録を参照する時にどのように 判断をするかという2段階のポイントが生じます。 何度目の支払延滞で記録をするのかと、何度の支払延滞でローン審査に 落とすのかということです。 ある有名な大手ローン業者では、1回の延滞が1日あっただけで、 以降の審査に無期限の悪影響があるのです。 事故経歴ブラックが5~10年程度の期間登録され、これがデメリット だというお話をしましたが、自己破産した場合は業者個別ブラックと 同様になります。 自己破産は公告されることになっており、ほとんどすべてのローン業者は そのような情報を社内に蓄積していると言われています。 これは決して利用希望者に対して有利に働くことはありません。 しかも利用者に計り知ることが難しいことなのですから、十分に注意する 必要があるでしょう。 PR
2017/04/04 Category : ブラックについて 自分はどんなブラック?④ ④利用残高ブラック ローンには法律で定められている利用限度額があります。 貸金業法という法律では年収の3分の1以上のローンを利用する ことができないようになっているのです。 つまり年収が400万円であれば、ローン利用できる上限金額は120万円 までということになります。 新規の利用希望申し込み金額と、現在利用中のローン残高との合計で 審査が厳しくなります。 慎重審査といって、申込金額と現在のローン残高とが合計で100万円を 超えると審査がとても厳しくなってしまうのです。 慎重審査になれば、メリットは1つもありません。 そのため、利用中のローン残高をしっかりと把握する必要があります。 またこの総量規制には意外な落とし穴もあります。 それは携帯電話の料金です。 携帯電話は高価なものになって来たため、本体の購入代金がほとんどの 場合、割賦払いになっています。 つまり、これもローンというわけです。 その他の家電商品などもローンで購入していれば、利用残高として参入 される場合も考えられます。 ですから、これらを意識していないと、案外簡単に利用中のローン残高が 申し込みを圧迫してしまうかもしれません。
2017/03/31 Category : ブラックについて 自分はどんなブラック?③ ③事故経歴ブラック 一定の期間、情報が保存されることになっており、その期間は 銀行系機関では10年間、ノンバンク系機関では5年間です。 このブラック状態だからすべてのローン業者が利用を否決すると いうことにはなりませんが、とても困難な状態でしょう。 大手のローン業者であっても中には、過去の事故履歴に対して 寛容な態度をとる業者もありえます。 ですから、過去の事情に関らずローンの申し込みに可決して もらったという人もいることでしょう。 それでも、5~10年もの間ローン審査の通過が困難であるという 状態は避けるように慎重になる必要があります。 個人信用情報機関では本人からの問い合わせに応じて、記録の 状態を照会することが可能です。 何度か支払延滞、微妙な経験があるといった場合は、事前に 問い合わせをすることが良い方法かもしれません。 公的な機関による情報管理の一種なのですが、ある程度個人で 管理することが可能な状態なのです。 支払い延滞や債務整理などの法的手続きによってこの状態に なってしまいます。 過去にそのような記憶がある人は要注意ですから、時間的余裕が あるときに一度、情報照会しておくのがお奨めです。