2017/04/07 Category : ブラック融資について ブラック状態を把握して対策を考える! これまでブラック状態について、いくつか説明してきましたが、 自分がどのブラックなのかを把握することで、それぞれに応じた 対策を考えることができます。 対策としては、4つの方法が考えられます。 ①申し込み期間を十分に空ける 短期間に集中して複数ローンの新規申込みをしてはいけません。 これをしてしまえば、簡単に申し込みブラックになってしまい、 審査に通ることができなくなります。 少なくとも1週間、できれば1ヶ月は間を開けることが有効でしょう。 また、種類の異なるローンを申し込む場合も同様の注意が必要です。 電化製品などの購入に利用するショッピングローンと、消費者金融での キャッシングローンでも同様なのです。 ショッピングローンを提供している業者も、消費者金融業者も同様に ノンバンクとして登録しているからです。 しかし、地方自治体や生活支援団体などの場合、ノンバンクではないので、 同時に申し込んでも問題はないと思われます。 そのため、地方自治体が提供している生活ローンを申し込んで、同時に 消費者金融のキャッシングを申し込むことは可能です。 ローンの種類は提供する業者の種類で決まりますので、業者の種類を 考えて利用することで可能性が広がると思います。 続く PR
2017/04/06 Category : ブラックについて 自分はどんなブラック?⑤ ⑤業者個別ブラック このブラック状態は、他のブラックとは少し事情が異なります。 支払い延滞が何度目で利用事故になるのか、はローン業者によって まったく仕切りが異なります。 しかし、どの業者であっても自社内の記録として残しているという ことは間違いないことなのです。 ローン業者が申し込み審査のため社内記録を参照する時にどのように 判断をするかという2段階のポイントが生じます。 何度目の支払延滞で記録をするのかと、何度の支払延滞でローン審査に 落とすのかということです。 ある有名な大手ローン業者では、1回の延滞が1日あっただけで、 以降の審査に無期限の悪影響があるのです。 事故経歴ブラックが5~10年程度の期間登録され、これがデメリット だというお話をしましたが、自己破産した場合は業者個別ブラックと 同様になります。 自己破産は公告されることになっており、ほとんどすべてのローン業者は そのような情報を社内に蓄積していると言われています。 これは決して利用希望者に対して有利に働くことはありません。 しかも利用者に計り知ることが難しいことなのですから、十分に注意する 必要があるでしょう。
2017/04/04 Category : ブラックについて 自分はどんなブラック?④ ④利用残高ブラック ローンには法律で定められている利用限度額があります。 貸金業法という法律では年収の3分の1以上のローンを利用する ことができないようになっているのです。 つまり年収が400万円であれば、ローン利用できる上限金額は120万円 までということになります。 新規の利用希望申し込み金額と、現在利用中のローン残高との合計で 審査が厳しくなります。 慎重審査といって、申込金額と現在のローン残高とが合計で100万円を 超えると審査がとても厳しくなってしまうのです。 慎重審査になれば、メリットは1つもありません。 そのため、利用中のローン残高をしっかりと把握する必要があります。 またこの総量規制には意外な落とし穴もあります。 それは携帯電話の料金です。 携帯電話は高価なものになって来たため、本体の購入代金がほとんどの 場合、割賦払いになっています。 つまり、これもローンというわけです。 その他の家電商品などもローンで購入していれば、利用残高として参入 される場合も考えられます。 ですから、これらを意識していないと、案外簡単に利用中のローン残高が 申し込みを圧迫してしまうかもしれません。