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自分はどんなブラック?③

③事故経歴ブラック
一定の期間、情報が保存されることになっており、その期間は
銀行系機関では10年間、ノンバンク系機関では5年間です。

このブラック状態だからすべてのローン業者が利用を否決すると
いうことにはなりませんが、とても困難な状態でしょう。
大手のローン業者であっても中には、過去の事故履歴に対して
寛容な態度をとる業者もありえます。

ですから、過去の事情に関らずローンの申し込みに可決して
もらったという人もいることでしょう。

それでも、5~10年もの間ローン審査の通過が困難であるという
状態は避けるように慎重になる必要があります。

個人信用情報機関では本人からの問い合わせに応じて、記録の
状態を照会することが可能です。
何度か支払延滞、微妙な経験があるといった場合は、事前に
問い合わせをすることが良い方法かもしれません。

公的な機関による情報管理の一種なのですが、ある程度個人で
管理することが可能な状態なのです。

支払い延滞や債務整理などの法的手続きによってこの状態に
なってしまいます。
過去にそのような記憶がある人は要注意ですから、時間的余裕が
あるときに一度、情報照会しておくのがお奨めです。
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自分はどんなブラック?②

②利用残高ブラック
ローンには法律で定められている利用限度額があります。
貸金業法という法律では年収の3分の1以上のローンを利用する
ことができないようになっているのです。

つまり年収が400万円であれば、ローン利用できる上限金額は120万円
までということになります。

そこまで利用申し込みしていないから大丈夫、とは言えません。
今回の利用希望申し込み金額と現在利用中のローン残高との合計で
審査が厳しくなるからです。

慎重審査といって、申込金額と現在のローン残高とが合計で100万円を
超えると審査がとても厳しくなるのです。
ですから利用中のローン残高をしっかりと把握していることが必要だと
思います。

またこの総量規制には意外な落とし穴もあります。

それは携帯電話の料金ですが、携帯電話は高価なものになって来たため、
本体の購入代金がほとんどの場合ローンになっています。

その他の家電商品などもローンで購入していれば、利用残高として参入
される場合も考えられます。

こういったことを意識していないと、案外簡単に利用中のローン残高が
申し込みを圧迫してしまう、ということが起きてしまいます。

自分はどんなブラック?

具体的に例を挙げて、ブラックにはどのような状態があるのかを
お話したいと思います。
自分がどのブラックに当てはまるのかも、確認しましょう。

①申し込みブラック
申し込みブラックは、気を付けておかないと、意外と簡単になって
しまいます。

ローンに申し込みをして、審査に通るか不安だからと言って、
保険をかける意味で、複数社に同時に(短期間の間に)申し込みを
してしまうことで、申し込みブラックになってしまいます。

どこかのキャッシングやカードローンに申し込みをすると、その
申し込みをしたという履歴が、信用情報に残ります。
次に別の業者に申し込むと、最近他業者に申し込んだことが分かるよう
になっているのです。

これは一度に複数のローンを利用して生活に破綻することから、
利用者を保護するために考えられたやり方なのです。

申し込みブラックになってしまうと、半年間ブラックとして登録されて
しまうため、その期間はどの業者に申し込みをしても、審査に通過する
ことはできません。

しかし、同じブラック状態だとはいっても、もっとも程度が軽いブラック
だと言えるでしょう。

軽いブラックだから、軽く考えて良い、ということではありません。
ブラックはブラックです。
審査に通らなくなってしまえば、お金を借りることができません。

カードローンやキャッシングに申し込みをする時は、本当に借りたい
業者、もしくは借りられそうな業者を1つに絞ると良いでしょう。